めい(隠居)のブログ

マイクラ動画を投稿している隠居の人のブログ

スピーカーとかを買った話

前回「パソコンデスクとかを買った話」の続きになります。
あらすじとしては、新しく140cm×60cmのデスクを購入し、その上に追加1枚を含め画面を4枚展開しました。

 

さて、今回はスピーカーとかを買った話です。
これは「ミキサーとかを導入してみた話」の続きでもあるのですが、そちらは少々古いので、そこはアップデートして書き直したものを含みたいと思います。

まずは前回と同じく、登場する物品を一覧にして整理します。
まず、今回の話に登場するものの、以前から所有していたもの。
・デスクトップPC(今回は音の再生機として)
Steinberg USBオーディオインターフェース(CI1)
YAMAHA 6chアナログミキサー(MG06)
BEHRINGER ヘッドホンアンプ(HA400)
・Creative PCスピーカー Pebble(SP-PBL-BK)
・家で拾ったよく分からないコンパクト2.1chスピーカーセット
・ケーブルいろいろ
・イヤホン2つ

続いて、今回新たに購入したもの。
SONY ブックシェルフスピーカー2本組(SS-CS5)
CLASSIC PRO パワードサブウーファー(CS108SP)
CLASSIC PRO スピコン-バナナプラグケーブル×2(SKB03B)
・グリーンハウス 70cmポールモニターアーム(GH-AMC03B)
・LiNKFOR DAC 光デジタル→アナログRCA変換
思ったより多いですね、まあいいや。
では、書いていきます。

 

まずは購入前の話から。
元々は、パソコンのイヤホンジャックに直接挿してイヤホンとかを接続していたのですが、そのイヤホン自体、状況により2種類を使い分けておりまして。さらに、場合によってはスピーカーを使う事もあり、そこもケーブルの挿し替えで対応していました。
そんなある日、なんとなくで音質向上としてUSB-DACを導入してみたくなったのですが、何かいいのないかなーと家族の前でポロっと言ったところ、「こんなんならあるで」とオーディオインターフェース(CI1)が出てきました。何であるんだというツッコミはさておき、1万円クラスのものをタダでゲット。それを経由して音を聞いてみると、「今まで聞こえてなかった音が聞こえる気がする」と大満足。
ついでに、いい方のイヤホンはCI1に、普通の方のイヤホンはPCに直で、という挿し分けが出来た事により、PC上から出力先を選べば、ケーブルを挿し替えずともイヤホンの使い分けが出来る状態となりました。ただ、これにも欠点があり。というのも、CI1はUSB接続なのですが、こいつは常時繋いでるわけではないので、使う時にいちいちUSBを接続して、さらにPC上で出力先を変更し、という手間が発生していたのです。そのくらいと言えばそのくらいなのですが、なんとかならないかなーと思っていたのでした。

それからまたしばらくした頃。
未だに何が原因かは分かっていないのですが、PCを一定期間連続稼働させておくと、音にノイズが混じるように。OS再インストールまでしてみたのですが、むしろ状況は悪化。こりゃどうしようもないなという事で、iPadやお古のノートPCといった、本PCに依存しない音源を確保するハメになりました。こうなると、イヤホンの挿し先は大変な事になりまして。というか、音楽のためにiPadにイヤホンを挿すと、本PCの通知音とかは一切聞こえない状態となるため、これはこれで困ったという状態に。
なんとかならないかなーと適当に思っていたところ、「オーディオミキサー? なるほど?」という発見があり。色々調べていった結果、音源が複数あり、それを一つのイヤホンで聞きたい、という要求には見事に合致するものだったため、なんやかんやでYAMAHAのMG06を購入。さらに、ミキサーの出力に、ステレオ1in4outのヘッドホンアンプであるHA400を接続する事により、出力先を最大ステレオ6系統に増強。
これらにより、以前から思っていた「イヤホンいちいち挿し替えるの面倒臭い」問題も解決。入力出力ともに余裕があるので、全て接続しておけば、どの端末から音を流そうと全てミキサーに入って1本化され、出力先選択は対応するノブを捻るだけ。おまけに、これも以前から出来ないかなーと考えていた、物理デバイスによる音量調整も実現でき、大変に満足。

また数ヶ月後には、これまた家に余っていた小型のアンプ内蔵サブウーファーと小型パッシブスピーカー2本(恐らく簡易ホームシアター的組み合わせ)を譲り受け、以前から使用していたPC用スピーカーよりも迫力のある再生環境も手に入れました。これについても、出力先が余っていたため、既存の構成に追加という形で組み込む事が出来ています。なぜかステレオミニ-RCAの変換ケーブルも持ってましたし(たぶん10年前の100均のモノ)。

 

ここでこの時点での構成を整理します。
まず音源となる機器は、本PC、iPad、お古のノートPC。ただし、本PCの謎ノイズ問題はいつの間にか解消されていたため、本PC以外はほとんど使っておりません。
次に間に挟まるモノ、アナログミキサー。本PCとは、アナログケーブルにて直接接続に加え、オーディオインターフェースCI1を間に挟んだモノの2系統で接続しています。
ミキサーからの出力先としては、1.耳栓型イヤホンに。2.PC用アクティブスピーカーCreativePebbleに。それ以外はヘッドホンアンプHA400を介してまして、HA400から3.オープン型イヤホン。4.家で拾った2.1chスピーカーシステム。以上、4系統に接続されています。

この構成の状態で、前回の話に出たパソコンデスクの購入がありましたため、ケーブル類も全て一度取り外して再構築を行い、新デスクに設営が完了。

 

その状態でしばらくいい感じに過ごしていたのですが、4.家で拾った2.1chスピーカーシステムの、主にサブウーファーの音がなんだかおかしい事に気付きまして。元々古めの機器であった事もあり、寿命なのかなぁと判断。
そこで「じゃあ2.1chシステムを丸ごと新調するか!」とよく分からない決断が下りまして。かくして、散財が重ねられる事になりました。

 

と言ってもお金があるわけでもなく、ていうかそんなに高級品買ったところで分かるような耳は持っていないので、適当に1万円くらいのブックシェルフ型ペアスピーカーに、安いサブウーファーがあればいいかなーという感じで捜索。
結果、スピーカーはSONYのペア1.5万円のものに決定。これは、家で拾ったスピーカーもSONYだった事に由来。壊れたのは謎メーカーのサブウーファーで、そこからRCAで接続されていたSONYのスピーカーは恐らく未だ健在。
サブウーファーはかなり迷いましたが、最終的にクラプロの安いやつに。理由は、サブウーファー自体に、パッシブスピーカー用のアンプ機能が内蔵されており、別途アンプを買う必要が無かったためです。それでいて値段自体も他のサブウーファーと変わらず。じゃあこれでいいじゃん、と決まりました。ちなみにこれを選ばなかった場合、YAMAHASONYのサブウーファーと、YAMAHAのプリメインアンプA-S301の組み合わせになっていたと思われます。
なお、音には元からそこまでこだわりは無いので、とりあえず鳴ればいいんじゃねくらいで考えています。どうせバカ耳なので。なら1.5万円のスピーカーなんかいらないんじゃないかとも思いますが、これに関してはブランド買いの対価と割り切っています。

まあとにもかくにも、これで新2.1chシステムの選定が完了。特に間を置く事もなく、必要な変換ケーブルと一緒に即座に注文。数日で届きました。

 

さて設営。まず思ったのは、どれもこれも思ったよりデカい!でした。いやまあ、一応サイズで把握はしていましたが、いざ実物が来るとやっぱりデカいです。SONYのスピーカーは、机の上の方、広がってる3画面の上に。31.5型画面を挟む形で配置。
 ス画ス ス=スピーカー
 画画画 画=PC画面(液晶ディスプレイ)
正面から見るとこんな感じに。
ブックシェルフ型という事で高さはそんなにないため、このように配置するには土台が必要なのですが。片方は古いPCを元々画面の後ろに置いてあったので、その上に、適当な本を高さ調整のため挟んでドンと。もう片方に至っては、「ああええ感じの大きさのやつあるわー」と、なんと家に転がっていた段ボール箱の上に直置きです。なんとなーく「これでええんかなぁ」感はあるのですが、スピーカースタンドに関する知見と理解を未だ得られていないので、とりあえずこのまま運用しています。

続いて、サブウーファー兼、スピーカーのアンプ。幅も高さも奥行も結構あるため、足元には置けず、画面の奥側に配置されてるベッドの下にも入らず。「じゃあベッドの上に置くか。ちょうど二段ベッドにしたし、上段空いてるし」となり、ベッドの上段へうんしょよいしょと11.5kgを設置。

さあ、後は配線だけ。となったところで問題発生。サブウーファーからスピーカーへの出力端子は、PA用スピーカーであるためか、スピコンという物が使われており、一方でSONYスピーカーの入力はバナナ対応のネジ式。というわけで、スピコンとバナナの変換ケーブルを購入していたのですが。まず前提として、バナナプラグというのはスピーカー1本(片方)につき2本挿す必要があります。そのため、スピコン-バナナ×2というケーブルになっているのですが、このケーブルさん、バナナ同士の間隔がなんと固定。もしかしてと思っていたら、案の定、スピーカー側と間隔が合わず。要するに、そのままでは接続出来ない状態となりました。
まあ、そうなるかも知れないなーと予想していた問題ではあったので、冷静にバナナプラグ部分を分解。ケーブルを剥いて電線を引っ張り出し、それを直接スピーカーに接続。してもらいました。はい、自分でやったわけではありません、やってもらいました、得意な人に。知識はあったので、たぶん出来ない事はないのでしょうが、自分でやると間違いなく手こずるので素直に任せました。
解決原理としては、要はアンプとスピーカーが電線で接続されていればそれでOKなので、最悪な話、コネクタ部分を取り外して中の電線を引っ張り出し、それらを接続するだけでも音は普通に鳴ります。これはイヤホンの接続とかでも同じ事で、正しく電線が接続されていれば音は鳴ります。ただ、そんな接続をしてしまうとメンテナンスしたり取り外したりというのが大変に面倒臭くなるので、プラグとかそういうものが使われているのです。

何はともあれ、これで配線も無事終了。これもミキサーから接続されており、
ミキサー-ヘッドホンアンプ-ステレオミニ~RCA変換ケーブル-サブウーファー-スピーカー
と繋がっています。
サブウーファーの電源を入れ、音量を適当なところまで上げて、ミキサーも適当なところまで上げまして。音楽を再生し、ヘッドホンアンプを徐々に上げていくと、これまで部屋では絶対体験出来なかった迫力の音が立ち上がってきました。慣らしも何もしてないですが、これは良い。
その後は適当にスピーカーたちの位置を微調整して完了。

 

スピーカーの主だった話はこれくらいで、ここからはそれに伴って発生した後日談。

まず、スピーカーの片方は古いPCの上に設置したと書きましたが、元々そこには20型程度のテレビがありまして。
場所を追われたテレビさんは、グリーンハウスの70cmポールのモニターアームを別途購入し、それを使ってスピーカーの左側に配置。正面から見ると左斜め上の位置になるため、高さのあるアームが必要だったのです。
ちなみにこちらは、以前購入したスタンド型ではなく、クランプ型。クランプ対応のデスクが初めてその力を発揮しました。

次に、割と関係のない話。
PS3の音を綺麗な状態でミキサーに突っ込みたいな、という所から始まっています。
以前は、PS3の音声出力をアナログに設定し、RCAで出てきたものをキャプチャケーブルを用いて一旦PCに取り込み。そこからUSBオーディオインターフェース経由でミキサーに流していたのですが、キャプチャケーブルがどうにも手間だというのと、ちょこっと調べたところ、PS3のアナログ音声出力はそんなに良いものではないぞ、というのを見かけまして。
じゃあ光デジタルで出力して、適当な安い中華DACで変換するか、という事になり。恐らく音質はそんなに変わらず、しかしキャプチャケーブルと本PCを経由するという手間は減らせるので、実施に踏み切る事に。
知り合いが使用していて問題無いと言っていた中華DACを注文し、これを使って、PS3から取り出した光デジタル音声を、アナログのRCAに変換。そこからは、なぜか家にあったRCA-XLR変換ケーブルを使い、唯一入力スロットが空いていたオーディオインターフェースの入力部分に接続。これで音をミキサーに突っ込む事が出来たので、出力デバイスも接続されてる全てのものが自由に使えるようになりました。
なお、使ってみた感想としては、元の音量がやたらでかい以外は特に問題は無さそうで。音量に関しても何重にも絞りを噛ませてあるので、実用上は全く問題ないです。

最後、壊れた旧2.1chシステムはどうなったか。
さすがに使えないので構成からは取り外しまして、どうすっかなーと放置中です。低音を上げた時におかしい音が聞こえてくるくらいなので、逆に言うと低音を上げすぎなければまだ使える気はしています。まあこれ以上スピーカー増やしても仕方ないので、取り外したまま放置されていますが。

 

というわけで最後に現在の構成。

音源は基本的に本PCからのみ。ステレオミニプラグを使って他の機器からも取り込み可能状態にはなっています。
本PCから直接、もしくはUSBオーディオインターフェースを経由し、ミキサーに音を投入。オーディオインターフェースにはPS3からの音が接続されていますので、その音もミキサーに入れる事が出来ます。
ミキサーからの出力は、直接繋がってるものがイヤホン1と、PCスピーカーCreativePebble。それ以外はヘッドホンアンプHA400を経由しまして、イヤホン2と、クラプロサブウーファーからSONYスピーカーに繋がっています。

イヤホンやスピーカーの使い分けとしては、イヤホンは耳栓型とオープン型の2種類となっていますので、その時の状況と気分に合わせて。例えば、外の音を聞いてなければいけない時や、逆に外の音を聞きたくない時、などなど。
スピーカーは完全に大出力と小出力として運用が分かれており、昼間等、大音量を出せる環境下であればSONY側の2.1chシステムを。夜間等、音量を絞る必要がある時はCreativeの小型PCスピーカーを使用しています。

また、ミキサーについては現在ほとんど音量調整器と化していますが、たまーに、USBオーディオインターフェースとPC本体のスピーカー出力を同時に使用して、再生ソース事に出力先を分け、それを統合して一つのイヤホンで聞く、なんて事もしています。
これを使う例としては、PCゲームの録画時が分かりやすいでしょうか。つまりは、PC上のゲームの音は録画に入れたいが、同じPCで鳴らしてる音楽については録画に入れたくない、しかしプレイは音楽を聞きながらやりたい、なんて時に活躍します。

 

まあそんな感じで、前回のデスク購入と合わせ、かなり強いPCデスク周りが出来上がったと思います。私はだいぶ気に入ってます。
やはりお金は飛んでいってますがね。SONYのスピーカーが1.5万円、アンプ兼用サブウーファーが2万円、モニターアームや小物が合わせて5千円くらい。ポイント分を差し引いても、前回のデスク他購入と合わせて、実に8万円の出費です。
まあ、値段に合った満足感は得られているので、後悔は特にしてないです。
そして、これ以上拡張するとなるとまた机買い替えるか、マジで部屋ごと改造する必要が出てくるので、さすがにこれ以上何かする事は無いと思います。たぶん次にやって来るのはメインPCの買い替えになると思います。既に3年以上、24時間365日動き続けているので、寿命は近いと思っています。

そんな感じの事をつらつら書いてたら、2時間で6700字も書いてしまいました。まあ、これに関しても私は満足してるのでヨシ!

 

というわけで、スピーカーとかを買って、デスクとかも買って、机周りをつよつよにした話でした。ありがとうございました。