めい(隠居)のブログ

マイクラ動画を投稿している隠居の人のブログ

ミキサーとかを導入してみた話

どうも、主にマイクラの人ですがブロマガではマイクラと関係ない話が主な気もしてる私こと、めいです。今回もマイクラと関係ない話です。

今回は、ミキサーや色々を導入してみたら割と快適になった、というだけの話を私がしたいのでつらつら書きます。
ちなみにミキサーと言ってもジュース作るやつではありません。オーディオミキサーと言って、複数の音源を混ぜて時には脚色して出力するための機械です。

https://jp.yamaha.com/files/MG06_angle_with_icon_55febc1720d203847fbbe42b5d639c24.jpg


今回私が導入したのはこちら、YAMAHAのMG06。6chのアナログミキサーです。
仕様としては入力がモノラル2ch、ステレオ2ch。モノ入力にのみイコライザーが付属し、スイッチによってこのモノラル2chをステレオ1ch化する事も可能です。出力はステレオアウトとヘッドホンアウトとなっています。
コンパクトミキサーと呼ばれるだけありチャンネル数は少なく出来る事もシンプル。各系統の入力音量を整え、混ぜて出力へ送るだけです。これが一般家庭で何の役に立つか。

私がミキサーを導入したのは「イヤホン何個か使い分けてるけどいちいち抜いて挿すの面倒臭いなぁ」というのが始まりです。イヤホンを繋ぎっぱなしで切り替えが可能、ついでに複数の機械から音を取得する場合がある、というので色々と考えた結果、ミキサー導入してみるかぁという事になりました。
その後なんやかんやありまして、現在はステレオ3系統入力のミキサーとして運用しています。その状況を記したいと思います。

まず、MG06の5/6入力。こちらにはデスクトップPCの背面にあるステレオミニラインアウトを、分岐変換ケーブルを用いて接続しています。PCのオンボードサウンドからのアナログ入力ですね。
次に3/4入力。こちらには、現在サブ音楽再生専用機となっているiPadminiから、やはり変換をかませて接続しています。
そして1/2入力。本来はそれぞれ独立したモノラル入力ですが、スイッチを切り替えてステレオとして扱っています。ここは、USBオーディオインターフェース「CI1」のメインアウトと繋がっています。オーディオI/FのUSBはメインであるデスクトップPCと繋がったり、サブ音楽再生専用機であるノートPCと繋がったりします。

続いて出力側。ヘッドホンアウトには、3000円程度の貰い物のカナルイヤホンが繋がっています。一番集中して音を聞く用です。別に耳がいいわけでもないのでこのくらいのクラスで十分です。
そしてメインアウトにはLRを統合してステレオミニメスにする変換ケーブルを挿し、そこにUSB電源のアクティブスピーカー「Creative Pebble」を接続しています。
実はもう一つ、普段使い用のインナーイヤー(オープン)型があるのですが、出力は以上で埋まってしまいました。正確に言えばメインアウトは標準フォンとXLRの両方が搭載されており、両方同時に音が鳴るようになってるのですが、それを使うという事はスピーカー用に音量を上げるとイヤホンからもシャカシャカ音が聞こえる、という状況になってしまうのです。逆は大丈夫なんですけどね、スピーカー側に音量調整が付いてるので。
そこで、追加でベリンガーのHA400というヘッドホンアンプを導入。ステレオで1in4outかつ、4outはそれぞれ個別に音量調整可能というモノ。よって、メインアウトのうちXLRにはステレオミニに変換するケーブルを接続し、それを標準フォン化するアダプターをかぶせてHA400ヘッドホンアンプに入力。そこの出力1に普段使いの1000円程度のオープンイヤホンを繋いでいます。

まとめると、機材は
6chアナログミキサー「MG06」
USBオーディオインターフェース「CI1」
1in4outのコンパクトヘッドホンアンプ「HA400」
がありまして。
MG06の1/2入力には「CI1」のメインアウトを、3/4入力にはiPadminiのヘッドホンジャックから、5/6入力にはデスクトップPCアナログ出力を接続。
MG06のヘッドホンアウトにはカナルイヤホンを。メインアウト2系統のうち片方にはアクティブスピーカーを、もう片方には「HA400」で音量調整を付加してオープンイヤホンを接続しています。
USBオーディオI/F「CI1」にはデスクトップPCまたはノートPCが必要な時のみ接続されます。「CI1」自体にもヘッドホンアウトは搭載されていますが、今は使っていません。

これらの機材の導入により、当初の目的であった「イヤホンいちいち挿し直すの面倒臭い」は見事解決。イヤホンもスピーカーも挿しっぱで音量調整ノブを捻るだけで切り替えが出来るようになりました。ステレオ出力は3つ余ってるので、将来ヘッドホンやスピーカーが増えても安心です。
また、サブ目的であった「物理デバイスで簡単に大胆に音量調整したいなぁ」も達成。一瞬で音量を倍以上にして耳をぶっ壊す事が可能になりました。というか、こういう機材って触ってるだけで楽しいんですよね。
さらに、ミキサー導入前は、先行してUSB-DAC扱いとして導入されていた「CI1」とカナルイヤホンをセットにしていたので、カナルイヤホンを使いたいならCI1を介さないといけないし、CI1を使うならカナルイヤホンで聞かないといけないという縛りが発生していましたが、それを解く事にも成功しました。CI1を使う使わないに関係なく、好きなデバイスで聞く事ができます。
結果として、「思ったより便利になったしテンションもちょこっと上がる」状態になりました。ひゃっほう。

欠点を挙げるとするならば、まず第一にお金がかかること。こればっかりはどうしようもないです。そして、やたらノブを回すようになったこと、ですかね。
特にCI1を介してオープンイヤホンで聞く場合は、まずPC側で出力をアナログからUSBに変更し、次にCI1のメインアウトを上げます。MG06の入力ゲインやレベルは適当な位置で固定しておくとしても、ステレオアウトを上げる操作を行い、さらにHA400で音量を調整するという、ノブ回すだけでも3回やってます。まあ、まだ楽しい時期ですので現時点ではそこまで問題ではありません。ついでに言うと、PC-CI1-MG06と、PC-MG06という、PCとMG06がダブルで接続されるような状態にもなったりしますが、これに関しては対策済みで問題なく運用出来てたりします。はい、当初は問題が出てました。
あと、これは家庭で使うからこそなのでしょうが、やたらと変換ケーブルやアダプタが必要になります。PCやiPad、イヤホンや1500円程度のスピーカーなんてのは全て3.5mmのミニステレオジャックが基本になっていますが、今回導入した「MG06」「CI1」「HA400」などは6.3mmの標準フォンジャックかつモノラルが基本。場合によってはXLR(キャノンコネクタ)を要求されます。そのため、6.3mmモノラルLRと3.5mmステレオを変換するケーブルが3本、XLRのLRから3.5mmステレオへ変換するケーブルが1本、3.5mmメス-6.3mmオスの変換アダプタが3つ使われています。まあ、一度揃えて組んでしまえば気にならなくなりますが。

ちなみに、ミキサーやオーディオI/Fというと、生放送や実況に使えるんじゃないかと思われるかも知れません。実際、転用する事は可能ですし、やってる方もいらっしゃるかと思います。
が、私はそういう方向に使うつもりは今のところありません。オーディオI/Fがありながら、完全に出力オンリー、音を鳴らす専用で使っております。
強いて言うならば、PCゲームの録画中、録画ソフトの録音をゲームの音声出力と同じアナログ出力に設定した上で、音楽プレーヤーの音をオーディオI/F経由で出力するように設定すれば、ゲーム音と音楽を同時に聞きつつ、録画ソフトにはゲーム音のみが入る、なんて事は可能だったりします。あんまりやってませんが。

なお、別系統としてミキサーを介さない音声出力も作ってあります。PCのヘッドホンアウトとディスプレイのスピーカーを繋いでるだけのもので、まず使いませんが。
また、私は生放送自体はやっていますが、こちらに必要なマイク入力に関しては、USB式のやっすいヘッドセットを用いています。PC音とのミックスは配信ソフトがやってくれますからね。

まあこんな感じで、色々揃えて割と満足しております。これをオーディオ沼と言うかどうかは微妙ですが、これ以上沈みはしないと思います。ていうかたぶんこれ以上沈むとヤバイです。…当初の予定ではミキサーのコネクタはいくつか空きがあるはずだったんですが、1ヶ月もしないうちに全部埋まってるのが怖いんですよね。
そんなわけで、現在の私の音周り環境の紹介でした。書き出せて満足しました。

(2020.01.27投稿ブロマガより移行)